
この季節のナント(フランス北西部・海岸沿い)は,雨が降ったり止んだりでパッとしない天気が続いています。雪が降ることはめったにないので生活は楽ですが,気持ちがスッキリしません。ナントには1970年代にできた高層ビル(といっても150m以下)が1つだけあり,景観を考慮して高さを制限された他の建物から飛び出ているのですが,最近はそのてっぺんが霧に隠れていることも多いです。

今日は,午後から珍しくカラッと晴れてきたので,その高層ビル(ブルターニュタワー)の最上階にある展望カフェに行ってきました。カフェの名前は,Le nid(ル・ニ)「巣」です。去年の夏にオープンしたそうで,私がナントに来た頃の週末には,エレベーターを待つ長蛇の列ができていました。今日はそんなこともなく,普通にエレベーターに乗ってカフェのある32階へ。カフェに入ると,巨大な白鳥のオブジェが横たわっていました。

店内のテーブルやイスは,この巨大な白鳥が産んだと思われる(ゆで)卵でできています。店に入ってみるまで,ガラス越しにナントの街が見えるのかと思っていましたが,なんと外に出られるようになっていました。

南東方向を眺めて。右下に見えるのは,サン・ニコラ教会です。中央の道路は,トラム,バス,自転車専用なので,一般車は走っていません。

東の方角。大聖堂とブルターニュ大公城,遠くにロワール川が見えました。よく見ると,
ビルの屋上にも白鳥の卵(目玉焼き?)が!?
北を眺めて。眼下にエルドル川が見えました。街の北部は緑が多く,また大学や研究所などが立地しています。

フランスでは,今月9日から年に2回のsoldes(ソルド)「バーゲン」が始まっていて,中心部には人が多く出ていました。子供服のPetit Bateau(プチ・バトー)に入ってみると,日本のバーゲン価格からさらに20%オフくらいだったので,娘の服を買って帰ってきました。趣味のクルマに対しては財布の紐が緩んでいますが,娘の物となるとその紐が切れますね(^^;)
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