Château d'Amboise



坂を上ってアンボワーズ城内へ。城内に建物はこれしかなく,あとは庭園になっていました。写真は,PowerShotで撮影した2枚の写真をPhotoshopでパノラマ写真に合成しています。








初日にブールジュまで行ったときは,長時間の車移動で娘が辛そうだったので,2日目はシャンボール城とアンボワーズ城を見学して終了です。トゥールのアパートホテルに戻り,のんびり過ごしました。
1 km/hオーバー

基本的に制限速度プラス10 km/h以下で走行していたので,まったく覚えがないのですが,同僚に訳してもらうと,制限速度90 km/hのところを私の車両(レンタカーのフォード)は96 km/hで走行していたそうです。ただし,レーダーの誤差を考慮してなのか,違反速度は91 km/hとのこと。なんと1 km/h超過の違反切符でした。反則金は45ユーロで,クレジットカードでオンライン決済。こんなにルーズな国なのに,わずか1 km/hで違反ということにちょっと納得がいきませんが(日本でも速度違反で捕まったことがないのに・・・),ルールには厳格な国であるということを学びました。
ちなみにフランスの高速警察にはインプレッサが使用されていたそうですが,事故を起こしてからルノーのメガーヌRS (Renault Sport)に切り替わったそうです。同僚曰く,隊員がスバルのハイパワーを扱いきれなかったかららしいですが。こんなにオービスが厳しい国では,高速警察に高性能な車は必要ないかもしれませんね。
日本で経験できないことをするためにフランスに来ていますが,フランス人もめったに経験しないことをしていると同僚たちからは言われています(^^;)ちなみに,3月には借りている部屋(浴槽の排水管)からの漏水があって,下の階の住人に迷惑をかけるというアクシデントがありました。先月は日本から送ってもらったウェディングドレス(2年前に購入)に関税がかかり,600ユーロを支払いました。今回の反則金の支払いも含めて,排水管の修理,下の部屋を修復する保険,関税の手続きはフランス語なので,すべて同僚たちに助けられています。さて,帰国までにあといくつ経験できるかな?(笑)
Château de Chambord








Château de Chenonceau

一つ目の城は,トゥールからおよそ30kmのところにあるシュノンソー城です。城内に入ると,新緑がきれいな並木道がありました。馬車ではなく徒歩で進んでいきます。








この後は,トゥール郊外のアパートホテルにチェックインし,早めに就寝しました。1日目の走行距離は,およそ550kmでした。
Pointe du Grouin, Cancale, & Dinan

翌日は,サン・マロを通過して,Pointe du Grouinという岬に行きました。










Mont Saint-Michel & Saint-Malo



ちなみに,今回借りたのは,フォルクスワーゲン・パサート・ヴァリアントです。3人分のスーツケースを積むことを考えてワゴンクラスで借りたら,この車種が割り当てられました。16インチでハンドリングが少々曖昧なのが気になりますが,快適に走って来られました。


Cathédrale St-Etienne







ブールジュのサンテティエンヌ大聖堂は,ロワールの古城巡りを目的とした観光プランには通常含まれませんが,レンタカーを借りてでも自力で見に行く価値があると思います。また,これまで12~13世紀に造られたいくつかの建造物を見てきましたが,それらよりも倍近く古い法隆寺の木造建造物群は,改めて歴史的に重要であると感じました。帰国したら,また奈良に行ってみたいと思います。
ロワールの古城巡りへ






Sainte-Chapelle







その後は,モンパルナスに戻ってホテルをチェックアウトし,TGVでナントに戻りました。これで初めてのパリ観光は終了です。